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Doll 第四話

 僕は机の上にあるインコのかごに手を伸ばした。インコは「エサ? エサ?」と連呼している。

「そうだよ。エサだよ。だから、大人しくしてね」

 僕は笑いながらそう答える。

 僕は手に香織さんの人形を持っていた。そして、インコのかごのドアをあけ、香織さん人形の鼻にインコのくちばしをつけた。

 その瞬間、目映い光が放たれた。僕は目を瞑った。さらには人形が熱くなり、僕は思わず手を離した。

「ふぅ、もう終わったかな」

 目を開けると、そこには一羽のインコとインコ型の人形があった。

「コレハ、ドウイウコト?」

「やっぱり喋れるようになったんだ、香織さん。いや、今ではただのインコだね」

「インコ?」

「そう、君はいまや君のペットのインコなんだよ」

「エ、ワタシ、ピーチャンニナッテルノ?」

「へぇ、ピーちゃんっていうのか」

 僕の作戦は大成功だった。反応を見るにはコミニケーションが取れなければいけない。だが、人間にしてしまうといろいろ面倒だ。だから、動物でありながら言葉が喋れるインコにしたのだ。

「ッテカ、ワタシノカラダ、ハヤクカエシテ! サッキノコトダッテ、セクハラデ、ウッタエテヤルンダカラ」

「やっぱり人形になっても意識はあるのか」

「ソウヨ。メチャクチャハズカシカッタワ。アンナコトスルナンテ」

「ふふっ、本当は気持ち良かったんじゃないの? あんなに激しく逝ってたし」

「ソ、ソンナコトナイ!」

「まぁ、どっちにしても意識があるんだったら、もう身体を返してあげられないけどね。かえしたら、訴えられるし」

「ソ、ソンナ……」

「それにしても、女ってそんなに気持ちいいの? 僕も試してみたくなってきちゃった」

 僕は香織の――いまでは自分の胸を揉んだ。とても柔らかくて揉みごたえがある。

「ヤ、ヤメテヨ」

「何で? 自分の身体触って何が悪いの。……あんっ!」

 ブラの下から手を入れて、直接、乳首の先を触ると、電流が走ったような感覚が全身を駆けめぐった。初めての感覚だ。僕は我慢出来なくなって、服を脱いで、全裸になった。

「あんっ、君の身体ってすごく綺麗で、卑猥なんだね。それにとても淫乱だ」

「ヤメテ、ワタシノカラダヲ、モテアソバナイデ」

「違うよ。あんっ。君の、あっ、身体が、はぁ、淫乱だから……」

 先程の香織の痴態を見ていたせいか身体は既に出来上がっていた。少し触れるだけで、体中を快感が駆けめぐる。僕はいつの間にか、自分が太股を擦り合わせているのに気付いた。

「じゃあ、そろそろ下の方にいこうか」

 僕はゆっくり真っ白い下着を下ろした。そして、手を下の陰毛の方へ持っていった。正直、性経験はないし、アダルトビデオを借りる勇気もなかったから知識はない。だが、身体はとてもスムーズに目的の場所まで手を運んでいった。まるで身体が覚えているかのように。

「オネガイ、ヤメテ。ソコダケハ……」

「どうせ、中村ともうやったんだろ? 初めてでもないくせに、淫乱女なくせに、今更なにを恥ずかしがってんだよ」

 僕は人差し指をゆっくり秘所の中に入れていった。秘所は既にじっとりと濡れており、ぬるりとした感触があった。ゆっくりと奥へと入れていき、抜いてみると指にはとろりとした液体がついていた。

「これが香織さんの愛液か……」

 香織さんはもう、何も言わなかった。諦めたのかもしれない。それとも、目を瞑っているのだろうか。

 僕はそのまま、その部分をまさぐった。素直に気持ち良かった。男の身体とは比べものにならないほどに。

 僕の手はもう止まらなかった。股間はぐちゅぐちゅといやらしい音を立てている。

「あん、あん、あん」

 自然と声が出る。快感はどんどん大きくなっていく。

 僕の手はどんどんペースを上げる。頭が真っ白になりそうだ。

「も、もう……逝く……あんっ!」

 その瞬間、身体がびくりと跳ねた。もう、何も考えることが出来ない。僕は快感が引くまで、荒い息で床に横たわっていた。


Doll 第三話

 香織さんの家はお洒落な家だった。豪邸とまではいかなくても裕福な家だろう。僕はすごくドキドキしながら、家の扉を開けようとした。

 ガチャ、ガチャ。

 どうやら鍵が掛かっているらしい。鍵か……

 スカートのポケットを漁ってみると、案の定、鍵があった。僕はそれを使ってドアを開けた。

「た、ただいまー」

 どうやら、誰もいないみたいだった。僕は取り敢えず、香織さんの部屋を探した。香織さんの部屋ならば、親が帰ってきても勝手に入ってきたりはしないだろう。

 香織さんの部屋は二階にあった。ドアに「KAORI」という木で出来た文字が貼ってある。僕はおそるおそるドアを開けた。

 香織さんの部屋はとても女の子らしい部屋だった。全体的にピンクを基調にしていて、可愛い人形も飾ってある。だが、散らかってはいない。とても片づいている。机の上にはインコがおり、僕の方を見て「カオリチャン、オカエリ」と言っている。ペットだろうか?

 僕は取り敢えず、ベッドの上に腰を下ろした。ここまで起きたいろいろなことで僕はかなり疲れていた。特にこのスカートというものには慣れなかった。パンツが見えているような気がして、気持ち悪かった。

「はぁ、疲れた。取り敢えず、これからどうするか考えないと」

 僕は手に持っている香織さん人形を丁寧にベッドに座らせた。

「とにかく、一つ一つ状況を整理しようか」

 僕は机にあったノートを借りて、今までのことをメモしていった。

1……僕は人形を拾い、その鼻を触ると人形化した。
2……人形化している間も意識はある。でも、喋ることは出来ない。
3……香織さんが僕の人形を拾い、鼻を触ると僕は香織さんの姿になった。
4……香織さんは逆に人形化した。
5……香織さんの人形化した姿は香織さん自身のものである。

「つまりはこの人形の鼻を触ったものは人形化してしまうのか。そして、人形化した後に鼻を触られると、触ってきたものの姿となるのか」

 なら、香織さんを元に戻すには僕が香織さん人形の鼻を触るしかないのか?
 いや、分からない。僕の姿となって人間になる可能性もある。

「とにかく、いろいろ実験してみないと分からないな」

 そうだ、実験しよう。それしかない。僕はそう決意して、香織さん人形を見つめた。
 
 その時、僕はふとさっき香織さんにあそこを触られていたことを思い出した。さっきは触られている時は勝手に身体が反応したよな。

 僕はごくりと唾を飲んだ。考えてみれば、これはまたとないチャンスだ。夢にまで見た彼女を好きにいじれるのだ。

 いや、駄目だ。彼女には意識があるんだ。そんなことをしたら可哀想なんじゃないか?


(うん、確かに豚に似てるね)

 彼女の言葉が思い出される。そうだ、あいつは、僕のことを……

(というか、セクハラじゃない。中村君、先生に言った方が良いんじゃない?)

 あいつは僕のことを侮辱した。そうだ、全然可哀想なんかじゃない!


 僕は意を決して、彼女の人形に向き合った。そろりとその身体に触れる。人形は冷たかったが、僅かに弾力もあり、まるで本物のようだった。

「香織さんが悪いんだからね。僕にあんなことを言うから」

 人形は何も答えない。僕はゆっくりと彼女の服を脱がしていった。身体が小さくなっているから、難しい。

 やっとの事で、僕は彼女を丸裸にした。そこには生まれたままの彼女がいた。

「……綺麗だ」

 彼女の裸体はとても綺麗だった。無駄な脂肪のないスリムな身体。絹のようにきめ細かい肌。形の良く、大きな胸。そのどれもが完璧だった。

「あそこにはやっぱり毛が生えているんだな」

 僕は変な感心をしながら彼女の身体を触っていった。まずは胸だ。人差し指で押すとムニュと潰れる柔らかい胸。身体が小さいから、胸を触るのにも指一本で十分だった。

 僕は指で円を描くようにして、胸を触り続けた。僕の指に合わせて胸も形を変える。

「おっ、顔が紅潮してきた。感じているのかな」

 僕は今度は下の方を触ってみた。どうやら、しめっているようだ。

 僕は人差し指でなぜるように刺激した。刺激すると、何かの液が出てきた。

「もしかして、愛液か?」

 僕が擦れば擦るほど、愛液は泉のように溢れ出てきた。

 僕は擦るスピードを速めた。どんどん、愛液の量が増えていく。そして……

 ブシュー!!

 と勢いよく、液が発射され、僕の指にかかった。どうやら逝ってしまったようだ。

「香織さん、僕の指で逝っちゃったんだね。ふふふ」

 しかし、香織さんは何も反応しない。さすがにこれでは面白くない。

「そうだ」

 良いことを思いついた。僕はニヤリと笑った。



Doll 第二話

 気がつくと僕はまたもや倒れていた。だが、今度は身体が動いた。僕は身体を起こした。

「やれやれ、やっと人間に戻……!?」

 声がおかしい。やけに高い。まるで、女の声みたいだ。僕は喉をさすってみた。外傷はないがなぜか喉仏もない。

 どういうことだ?

 さらになぜか胸の辺りに違和感がある。僕は思わず視線を下に向けた。

「ば、馬鹿な!」

 僕の胸は膨らんでいた。二つの球体の膨らみが確かにその存在を主張していた。さらには、僕が来ているのはどうやらウチの高校のセーラー服のようなのだ。まさか、気絶している間に中村が僕を笑い物にしようと、こんな格好をさせたのだろうか?
 僕はおそるおそるその膨らみを触ってみた。

「……あっ」

 それは本物だった。僕の手には何か柔らかいものを掴んだ感触があり、逆に僕の胸には誰かに掴まれたような感触があった。そして、その感触は今までに感じたことのないものだった。

「じゃあ、まさか……」

 僕は自分がはいているスカートの中に手を突っ込んだ。そして、股間の辺りを触ってみた。

「……な、ない」

 そこには何もなく、名残すらもなかった。いったい、どういうことだ? まさか、僕は女になってしまったんだろうか?
 僕は不安になり、周りを見回した。周りには香織さんが持っていた鞄が落ちていた。それと、自分のすぐそばに人形が落ちていることにも気がついた。先程の人形だろうか? 僕はそれを手に取った。

「……香織さん!?」

 その人形は香織さんにとても似ていた。服装も先程、香織さんが着ていたものと同じだった。もしかしたら、先程の僕と同様、人形に変化したのかもしれない。

「香織さん、聞こえますか?」

 僕はそう言って、目の前で手を振るが人形は身じろぎ一つしない。やはり、動きは取れないようだ。だが、意識はあるだろう。ということは今の僕の姿も見られているのだろう。

 そこで、僕は自分が女性化していることを思い出した。とりあえず、どのような女性になっているか確認したかった。僕は「香織さん、ちょっと借りるね」と言って、彼女の鞄をあさった。予想通り、手鏡が出てきた。僕は手鏡の中を覗き込んだ。

「こ、これは……香織さん?」

 そこに映っていたのは香織さんだった。香織さんは口をぽかんと開けて僕を見ている。というか、これは僕か?

 僕は鏡の中に手を伸ばす。香織さんも手を伸ばす。僕は鏡の中の香織さんに向かって笑う。もちろん、彼女も笑う。

「や、やっぱり僕、香織さんになってる!」

 どういうことだ? もしかして、あの人形のせいだろうか。あの人形を香織さんが触ったから僕は香織さんになったのだろうか。

「あの子、何してるの?」

 ふと、周りを見回すと近所のおばさん達が僕を指差して、ひそひそと話していた。このままじゃ怪しまれてしまう。そう判断した僕は、取り敢えず、別の場所に移動することにした。



「どうするかなぁ……」

 今の姿では僕の家には帰ることも出来ない。僕はうろうろとそこら辺を歩き回っていた。

「そういえば香織さん、中村に会うっていってたなぁ。けど、今の状況じゃ、僕が中村に会わなきゃならないのか」

 僕は手に持った、香織さん人形を見て溜め息を吐いた。とにかく落ち着いて考えられる場所に行きたい。いったんゆっくりとこの人形について考えないと。そして、香織さんに身体を返さないと。
 
 そこで僕はふと思いついた。今の姿では確かに僕の家には帰れない。だが、香織さんの家には帰れるはずだ。
 
 取り敢えず、僕は香織さんの家に向かうことにした。香織さんの家の場所は知っている。昔、小学生の頃、誕生日パーティーに呼んでもらったことがある。あの頃は僕もまだ虐められてなくて、香織さんとも普通に話をしたり出来たのになぁ……

 いやいや、昔の思い出は今は関係ない。とにかく、家に向かわないと。










はい、前回の続きです。

とうとうTSが出てきました。これは変身のジャンルに入るんですかね?

まぁ、この調子で続けていきたいと思います。


Doll 第一話

「……出来た」
 私は大きく伸びをして、外を見る。山の端は既に明るくなりはじめている。私は大きな欠伸を一つした。さすがに疲れが溜まっていたのであろう。とりあえず、実験は明日にしよう。そう思って、私は眠りに就いた。





「はぁ……」
 僕は深い溜め息を一つ吐いた。何で僕ばかりがこんな目に遭わねばならないんだろう。僕は何も悪いことをしていないのに……
 今日も僕は虐められた。誰か一人にではない。クラスの全員にだ。
 
 今日はプールの授業があった。僕たちはプール横にある更衣室で着替えていた。僕はタオルを腰に巻き、陰部を露出させないように、ゆっくりと服を脱いでいた。

「おい、フトダ」
 
 ニヤニヤしながら、中村が僕に声を掛けてきた。ちなみにフトダは僕のあだ名である。本当は太田なのだが、体つきのせいで、フトダと呼ばれている。

「お前、そんな風に着替えたら、遅れちまうだろ。さっさと着替えろよ」
 
 僕は黙っている。ここで口答えすれば、さらにひどい仕打ちが待っていることを僕は知っていた。

「というか、お前、もう、裸で良いじゃん。豚に水着いらねーし」
 
 そういうと、中村は鞄の中に入れてあった僕の水着を奪った。

「か、返してよ」
「返してほしけりゃ、取りに来いよ」
 
 そういいながら、中村は僕の水着をハンカチのように振っている。僕はそれを取ろうとするが、もちろん取れない。周りのみんなが邪魔をするからだ。僕は誰かが出した足に蹴躓き、こけた。その時、陰部を強打し、僕はうずくまった。

「そんなタオル巻いてるから、取れねえんだよ」
  
 みんなは僕のタオルを引っぺがし、素っ裸にした。僕は陰部の痛さに耐えながらも、手でそれを隠した。

「こいつ、このままプールに放り込もうぜ」

 僕はみんなに担がれて、プールへと運ばれた。僕は何度も「やめてよ、やめて」と懇願したが、誰もそんな言葉を聞いていなかった。

「せーのっ」

 ドボン!

 僕はそのままプールへと落下した。浮かんでくると今度は更衣室から出てきた女子達が僕を見ていた。

「なにあれ、かなりキモイんですけど」
「つーか、裸じゃん。あんなキモイもん、見せんなよ」
「つーか、身体のわりに小さくね?」

 女子の集団は僕を見下しながら、そう言いはなった。でも、それはいつものことだ。僕が一番ショックだったのは、高木香織の反応だ。
 彼女は成績優秀で、生徒会にも入っており、さらには容姿もすこぶるよい。長くて染めていない綺麗な髪を持っていて、パッチリと開いた二重、筋の通った鼻、形の綺麗な口と薄桃色の唇がバランスよく配置されていた。彼女は僕のあこがれであった。また、これまで彼女は僕のイジメには荷担していなかった。それは彼女が優しいからだとずっと思っていた。

「ぎゃははは、こいつ。マジ、豚じゃん。なぁ、香織、お前もそう思うだろ」
 中村が彼女にそう言った。僕は祈った。せめて彼女には罵倒されたくなかった。けれども、彼女は「うん、確かに豚に似てる」と言って、笑った。さらには「というか、セクハラじゃない。中村君、先生に言った方が良いんじゃない?」とまで言った。

 案の定、中村は「おお、めっちゃ良いアイデアじゃん。早速、言ってくるわ」と言い残し、去っていった。そして、僕はそのせいで先生に放課後中ずっと説教を食らっていた。チクルことは出来なかった。すれば、もっと状況が悪くなるから。

 そして、やっと解放され、今、帰路についている。もう、生きる希望も何もなかった。死にたかった。せめてもの希望の高木香織にまであんな事を言われた今、僕は何を希望にして生きていけば良いんだろう。

 そう思いながら歩いていると、何かが足に当たった。

「なんだこれ?」

 拾い上げてみると、どうやら人形のようだった。しかし、その顔はのっぺらぼうで何の特徴もなかった。ただ、顔の真ん中に、何やらボタンがあった。僕は軽い気持ちでそれを押してみた。

 突然、その人形から発せられた強い光が目を襲った。僕は思わず目をつむった。なぜか気持ち悪い。変な浮遊間がある。もしかして、僕はとんでもない物を拾ってしまったんじゃないだろうか。僕は歯を食いしばって耐えていたが、やがて意識を失った。

(……うーん)
 
 気がつくと、僕は地面に横たわっていた。どうやら気を失っていたらしい。僕は身体を起こそうと身体に力を入れた。

(……え、あれ?)

 なぜか、身体が全く動かなかった。幾ら力を入れてみてもうんともすんとも言わない。まるで人形になったみたいだ。

(ん、人形?)

 もしかしたら、僕はあの人形になってしまったのか?
 あれは人を封じ込める呪いの人形だったのかもしれない。確かに周りの景色も巨大化している。だが、僕には確かめようがなかった。

「あれ、何これ?」

 空から女の子の声が降ってきた。もしかしたら、誰かが見つけてくれたのか?
 ドスン、ドスンという振動がしたあと、僕の視界に僕を見下げている女の子が映った。どうやら、ウチの高校の生徒のようで、僕との位置関係上、スカートの中身が丸見えだった。純白だった。顔はよく見えないが、パンティはよく見える。

「人形じゃない」

 その声に聞き覚えがあった。忘れもしない香織さんの声だった。香織さんは僕を拾い上げるとまじまじと僕を見た。こんなに近距離で見つめられたことはなかったので、僕は少し照れた。

「ってか、めちゃくちゃフトダに似てる。本物みたい」

 そういいながら、香織さんは僕の身体をべたべた触った。もしかしたら、これは僕が人形化しただけなのかもしれない。だが、どうすれば元に戻れるのだろう?

「ここもちゃんとしてるのかな?」

 そう言うと、香織さんは僕のズボンを下ろした。

「うわ、パンツもちゃんと履いてる。ってか、ブリーフじゃん」

 彼女はそう言って、笑った。僕はかなり恥ずかしかったが、何も出来ない。なされるがままだった。彼女は何の躊躇いもなく、ブリーフを引き下ろした。

「すごーい。ここもちゃんとしてるんだ」

 彼女は僕のそれを突いた。感触だけが僕に伝わる。僕は恥ずかしいながらも興奮していた。

「うわー、なんか固くなってきてる。おもしろーい」

 どうやら、僕の意思では動けないが、生理的な反応は起こるらしい。

「やっぱり本物と一緒みたい。先っぽからなんか出てるし。めちゃくちゃよく出来た人形みたい」

 どうやら、これは彼女の探求心を刺激したらしい。彼女はしばらく僕のそれを触っていた。当然、僕の興奮は高まり、我慢の限界まできた。

(……やばい、もうすぐで出そうだ)

 だが、その寸前で彼女は触るのを止めた。

「なんで、あたし、フトダのちんぽなんか触ってるんだろ。早く帰って着替えて、中村の所に行かないと」

 これじゃあ、蛇の生殺しだ。というか、中村? まさか、あの二人付き合っているのだろうか。僕は心の中で深い溜め息を吐いた。
 
 香織さんは僕の人形に服を履かせ、元あった場所に置こうとした。僕はどうせ拾われるなら彼女がよかったので、いっそう落胆した。大体、僕は元に戻れるのだろうか。

「あれ? 何これ、鼻だけボタンみたいになってる」

 置く直前で彼女がそう呟いた。どうやら、先程拾った人形と同様、鼻だけはボタンになっているらしい。そのまま立ち去ろうとしていた彼女は興味を持ったのか、悩みつつも僕の鼻を押した。その瞬間、先程と同様に目映いほどの光が発せられた。

「きゃっ、なにこれ?」

 彼女の悲鳴が聞こえる。先程と同様の感覚に襲われ、僕はまた気を失った。








初めて書いたTS系小説です。ってか、まだTSしてないですが。

設定がどこかで見たことあるようなのは、まだまだ経験が足りないからですかね。

まぁ、とにかくこの話を完結させるよう頑張ります。

はじめまして

初めまして。山と申します。


このブログではTSF(性転換)小説(主に入れ替わり系統)を掲載していこうと思います。

ブログは初めてなので、見づらい部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
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プロフィール

山

Author:山
TSF小説を掲載していこうと思っています。

ジャンルは主に入れ替わりです。

リンクフリーですが、創作物の著作権は山にありますので、無断転載は禁止です。

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